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危険な年上カレシ

第15章 お怒り


「れ、いや…さん?」


玲夜さんはやっと口を開いた。


「黙れ。淫乱女」


心臓がどくっとした。

玲夜さんがこんな酷いことを言って、怒っているって言ったらあのことしかない。


首筋を噛まれて、わたしは思わず涙が出てきてしまった。


「朝比奈のこと隠しても無駄」


耳元で囁かれ、はぁーっと吐息をかけられる。

顔が熱くなった。


「そのことは…黙っていてごめんなさい……!」


「本当にそう思ってるの?」
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