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危険な年上カレシ

第15章 お怒り


1週間が経った頃。

朝。目が覚めると玲夜さんはすでに仕事に行ってしまっていた。

「いちご様、おはようございます。体調の方はどうでしょうか?」


「おはようございます。神田さんの看病のおかげで元気です!」


「それはよかった」

にこっと笑ってくれる神田さんにも罪悪感を感じた。


制服に着替え、学校へ向かった。


「おはようー!」

沙耶ちゃんの大きな声が聞こえて、安心した。

あんなことがあったけど、わたし普通の生活に戻れたんだ。
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