第16章 一緒に・・・!?
メンバー達が帰った後青根は自室にこもり
今朝の事を思い出し二人の事を考えていた。
やっぱりあのまま一緒に寝てしまっていたのか……。
……二口はまどか の事をどう思っているのだろう。
初めて出会った日の事を思えば多分二口は
まどか の事が今でも好きなのではないのか。
二口が初めてまどか と出会った時に嬉しそうに話してた。
"お礼を言ってなかったからまた会いたい"
って。
その時は名前も知らなかったらしいが
俺はすぐにまどか の事だと気付いた。
でも二口には言わなかった。
紹介したらまどか を取られてしまうと思ったから。
……でもまどか も二口の事が好きだった。
たまたま部活を見に来たまどか は初めから二口しか見てなかったから。
でも二口はそんなまどか の事をを冷たくあしらっていた。
もう一度会いたかったって言っていたのに
何故あんな態度を取っているのか未だに疑問に残る……
俺は二口とまどか が付き合う事になったら諦めようと思っていた。
でも二口はそんな素振りは見せてはいない。
俺にもまだ望みはあるのだろうか。
…………その前にまどか に避けられてるのをどうにかしないといけない。
やっぱり告白しない方が良かったのだろうか。
青根はまどか に避けられてる事で憂鬱になっていた。