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6月合同企画【相合い傘】

第1章 ドキッ男だらけの相合い傘選手権/刀剣乱舞


「寄ってらっしゃい見てらっしゃーーい!!今年も皆さんお待ちかねの季節がやって来たぜ!!雨で気分も下がってるこの季節に開催されるあの行事っつったら一つしかねえ!!
本丸1男前は誰だ!?ドキッ男だらけの相合い傘選手権~~!!!今年も俺、獅子王が司会でお送りするぜ!」


金色の髪の毛をなびかせマイクを片手に開会セレモニーを行ってくれたのは本丸のムードメーカー獅子王。
その傍らでは粟田口の短刀たちがブブゼラやタンバリンなどを一生懸命鳴らしている。


「そんじゃあまずは審査委員長を紹介するぜ。恋愛相談したいならお酒とつまみを持って来い!本丸の姉御、次郎太刀姐さん!!」
「はーい、可愛い次郎でーす♡」


\かわいいー/←※短刀諸君


審査員長の次郎太刀は既に酒が入っているようでご機嫌極まりない。


「ありがとな!粟田口の短刀諸君!!その調子で盛り上げ役頼んだ!
お次は審査委員の紹介だ。ボクと乱れたいの…?でお馴染み、かわいいかわいい男の娘、乱藤四郎!!」
「厳しく審査しちゃうよ?」


\君と乱れたーーーい/


続いて登場したのは本丸のお姫様乱藤四郎。彼…いや彼女の好みのタイプはいち兄みたいに優しくて燭台切さんみたいな色気がある人だそうだ。


「どんどん行くぜ。嫌いなやつには馬糞を投げろ!辛口審査期待してるぜ、鯰尾藤四郎!」
「恋愛とかドキドキとかよくわかんないですけど、まあなんとかなりますって!」


\馬糞投げてーー/


笑顔で登場してくれたのは真剣必殺がプリ〇ュアみたいと定評のある鯰尾藤四郎。何事も笑顔で済まそうとする本丸の問題児2号である。ちなみに1号は言うまでもなくサプライズじじいだ。


「ラストはこいつ。なんでもします、主命とあらば。本丸の社畜、へし切長谷部!」
「主命とあらば審査員でも…」


\俺の刃は防げなーーい/


最後に登場したのはできればへし切ではなく長谷部と呼んで欲しいへし切長谷部である。我が本丸では社畜などではない。絶対。

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