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ふたりの距離

第5章 新学期


リビングに戻る大野


松「リーダー?


どうしたの?そんなところに立ったままぼーっとして」


大「うん。


あのさニノ」


二「はぁ大野さん何か見ちゃいました?」


大「うん


あれは最近できたものだよ?」


相「?なに?

なんのこと?」


二「美紀ちゃんがいじめられてるかもしれない」


櫻「は??え??」


松「ニノと大野さんが見たものってなに?」


大「美紀ちゃんの背中


タンクトップ着てたから全体を見たわけじゃないんだけど


痣みたいのがあった」


二「今日様子がおかしかったんですよね、、、


美紀ちゃんお弁当忘れたって言ってたけど


家にもないんだ、、、


帰りも無理して笑ってるような感じがした」


櫻「学校の人かな?」


相「美紀ちゃんに聞いてみようよ誰にやられのか」


大「聞いても答えないんじゃないかな?


美紀ちゃん優しいからどんなにひどいことされても


あの子はきっと我慢するよ

でしょ?ニノ」


二「大野さんはよく人を見ていますね、、


美紀ちゃんは聞いてもごまかして何も無かったことにしちゃうと思う」


松「どうすんの?」


櫻「美紀ちゃんをいじめてる人が誰かもわからないしなぁ」


相「相手わかっても証拠も何もないと難しいんじゃ?」


大「美紀ちゃん尾行してたらイジメの現場に出くわすかも」


相「じゃあ明日の昼休み決行!」
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