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ふたりの距離

第5章 新学期


脱衣所で服を脱ぎはじめる美紀


トイレに行っていた大野が通りかかる


見ないように扉に隠れて話しかける


大「美紀ちゃん?」


「は、はい」


大「トイレットペーパーがもうなくなりそうだったんだけど予備のペーパーの場所教えてくれたら補充しておくけど!」


「ありがとうございます!


場所教えますね」


そういって脱衣所から美紀は出てきた


パーカーを脱いでしまっていたのかタンクトップ姿の美紀に大野は一瞬焦る




「ここにあります」


大「了解」


「こんなことまでありがとうございます!」


大「いいえ~!


お風呂行くの邪魔しちゃってごめん!


ゆっくり入ってきて!」



「はい!」


元気よく返事をしお風呂場へ向かう


その後ろ姿を見ていた大野


廊下は電気をつけておらず暗い


電気のついているお風呂場に近づく美紀の姿はだんだん明かりに照らせれる


美紀の背中を見た大野はびっくりする



美紀の背中には無数の痣




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