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ふたりの距離

第4章 夏休み


二宮は子どもを抱き陸へと向かう


子「お兄ちゃん!あのお姉さん嘘ついてる!」


二「は?何を?」


子「お姉さんたぶんくらげに刺されてる。


痛そうだった。大丈夫じゃないよ!」


二「くそっ!!!」


大「二ノー何してんの?」


二「!!!!大野さんあなた最高にタイミングいいですね」


大「ん?」


二「この子その船に乗せて急いで親のもとに連れて行って

くらげに刺されてる」


大「わかった!


ニノは?」


二「美紀ちゃんもくらげに刺されているかもしれない。

助けに行く」


大「わかった。でも無茶しちゃだめだよ?


この子親のところに連れって行ったらそっち向かう」


二「ありがとう」
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