第3章 家族
二「大野さんこれ以上は、、、」
大「うん。そうだよね。
ごめん」
二「美紀ちゃん大丈夫?」
「うん。
大野さん、さっき探したこと無いの?って聞いたよね?」
大「うん。。。」
二「美紀ちゃん?」
「探そうと思ったことはあるの
でもね怖かった。
探したところで見つかるかわかんない
見つかったところでどうしたらいいかわからない。
もし新しい家族がいたら私は邪魔な存在。
私はあの人たちから求められていないの
二度も捨てられるのは怖い。」
櫻「ごめんね。
こんな小さな身体でそんな大きなものを背負っていたんだね。
でもさ、美紀ちゃんは一人じゃない。
ニノがそばにいる」
二「そうですよ
もっと、、、、、、、頼れ」
和くんの言葉はいつもより強い口調だったけど優しさが溢れた言葉だった