第7章 夢
着替え終わり自分の立ち位置に並ぶ
傍から見たらとてつもなく怪しい集団
通り過ぎる人たちの目線が痛い!!!!!!
渋「はじめるで」
渋谷の合図とともに1曲目の硝子の少年が始まる
ジャニーズの曲が響き渡る
駅前ということもありどんどん人は集まってくる
1曲目が終わる頃には30人ほど集まっていた
沢山の拍手が鳴り響く
続けて2曲目3曲目と演奏を続けていく
10曲目が終わる頃には数えられないほどの人が集まっていた
美紀が声を掛けた子も来ていた
「ありがとうございました!」
見てくれた人全員に聞こえるように大きな声でお礼を言う
メンバーたちも頭を下げる
お客「サイコーだった!
またやって!」
「機会がありましたらまたやらせていただきます!
こんな時間にこんなに沢山の方がお疲れの中足を止めて聴いてくださりありがとうございます!
被り物をしたままで申し訳ないですが
これは私たちのスタイルなので素顔はさらしません!
お許しください!
メンバーの方皆お忙しい方々なので定期的に集まる事ができないので次皆さんの前で披露できるかはわかりません。
が、また私たちを見かけることがありましたらまた足を止めて聴いていただけたらと思います!
本当にありがとうございました
皆様お気をつけてお帰りください!」
美紀の挨拶に盛大な拍手が沸き起こる