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【進撃の巨人】私は蒼穹を舞う乙女だった

第2章 夢で見た空


次の日

朝早くにリヴァイがゆずきの部屋を訪ねた


「おい、朝食の時間だ

起きー………」


そう言いかけて固まる


ベッドにはゆずきと
クリスタの姿…


(なんで一緒に寝てるんだこいつは…)


リヴァイははぁ…とため息をつくと

毛布をガバッとめくりあげる


「おい!起きろ!」


その声に目を覚ましたクリスタが
目をこすりながら体を起こし

リヴァイの顔を見るやいなや青ざめる



「…すみません…つい…眠ってしまいました…


ゆ、ゆずき!起きて!!」


ゆさゆさと体を揺さぶると
う〜んと眠そうな声と共にゆずきが体を起こした


「…あ、リヴァイさん…おはおうございまふ…」


あくびをしながら答えるゆずき



「クリスタよ…」


「は、はい!!」


「上官に起こしにこさせるとは
ずいぶんいい身分だな」


「も、申し訳ございません!
遅くまで話し込んでいたもので…つい…!」


ゆずきがその様子を見て割って入った


「リヴァイさん、ごめんなさい
私が何も知らないばかりにクリスタを質問攻めにしてしまってたら

いつのまにか2人とも寝てしまってて…」



「…まあいい
それで、少しは理解できたのか?」


「まだざっと話を聞いた程度なのであれですが…

少なくとも、私のいた世界ではないということだけは
はっきりしました」

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