第2章 人形さん
ある日少女は初めて人形をもらいました
少女は笑顔で大切にするね
と言って遊んでいました
そうして時が流れ少女は高校生になり
昔初めて買ってもらった人形とことなんて
覚えていませんでした
ある日少女はいじめられてふと人形のことを思い出しました
人形に八つ当たりをしてボロボロにしてしまいました
そして少女は人形を捨ててしまいました
その夜
捨てられたはずの人形は少女の部屋に
大きな斧を持っていました
そして人形は少女を殺してしまいましたが
それを誰も気づきませんでした
それは…
人形なんて最初から存在しなかったから
いじめから逃れるために自殺したのです
自分で斧を持って……
終