第1章 恋 運命
優「なんで…藍井がここにいるんだ?」
賢人「俺がここまで運んできたんだけど」
優「そうか……」
加奈「美咲……大丈夫?悪いけど優…もうここには来ないで」
美咲「ありがと……加奈悪いけどあの人が私の側にいたら
ものすごく大変なことがおこるから」
加奈「それは何?……私に言える?」
美咲「いえる……夢でも何か起こりそうな気がして……
前も……それがおこってそれは…
彼が死ぬ、そして夢が覚める
一度似たような人と付き合っていたけど
彼は……死んだ……そして学校中私が殺したって
噂が広まった」
優「あのさ…俺あんたに一度も好きだなんて言ってないよ」
美咲「そっか……そうだね」
優「何納得してんだよ好きじゃなかったら
わざわざあんたの所にきたりしねぇーよ」
美咲「じゃあ関わらないで」
加奈「あのさ…美咲は優のこと好きじゃないんだよね?」
美咲「そういえば……そうだね」
優「納得すんなって」
賢人「俺は納得してほしいな」
美咲「いつからいた?」
賢人「さっきからいた」
美咲「なんで」
賢人「俺は……美咲が好きだから」
加奈「美咲……起きてる?」
美咲「いいよ」
加奈「美咲!?」
美咲「私も賢人と話すの楽しいし」
加奈「そっか…」
この物語の結末を二人は知っていました
美咲「いいよ殺してもうほかの人巻き込みたくないから」
賢人「そっか…あんたは結末を知ってるんだったな」
美咲「運命は変えられないからね」
賢人「俺には殺せない……ほんとにあんたが好きだから」
美咲「君なら殺してくれると思ったのにな」
賢人「あんたが死んだら俺も死ぬよ」
美咲「じゃあ死なないって約束してくれる?」
三年後
賢人「運命は変えられるって言っただろ」
加奈「運命……ね」
美咲「久しぶり!……加奈、賢人」
加奈「なんで賢人が咲きに来るわけ?」
賢人「さぁ」
美咲「どっかいく?」
加奈「でも……まだ優が来てな……」
美咲「やっぱり運命は変えられないんだよ」
その時テレビで優が死んだということが
流れていた
賢人「俺はまだ死んでないけど」
加奈「……」
美咲「殺してもらうわ」
加奈「そんなこと言わないで」