第5章 変化
「今日はすごかったね。さん。」
「ほ、ほんとうにね怖かった」
類斗くんと二人きりという所が信じられない
だけど類斗くんは私のことを友達としか思ってないんだろうな
「あ、そうだ。よかったら俺の家美容院だから来ない?」
「へ?」
類斗くんの家が美容院?
「さん。髪の毛結んだでしょ?イメチェンかなって思ってるんだけど。それならもっとイメチェンしないかなって思って」
そう言ってにっこり笑う
「うん。行く絶対行く」
「良かった。明日学校休みだし来ない?」
そうか今日は金曜日だ
「行きます行きます!絶対行かせてもらいます」
「じゃあ連絡先交換しない?」
嘘でしょ。夢みたい
連絡先を交換しあい
「また連絡するね」
そう言って笑う彼に私はゾッコンだ