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近づくのは禁止
第4章 憂鬱な日
「遅刻」
そう言ってムスッとする先生
「先生が告白されてたからじゃないですか」
研究室の中に入り私は恐る恐る言う
私が考え込んでいる間に女子生徒はどこかに行ってしまったようだ
「俺に告白してきたやつ何人目だと思う?」
「それ聞いていいんですか」
二宮先生は怪しく笑う
「どっちでも。まあ誰とも付き合う気ないし」
「てことは、彼女いるんですか」
そりゃこんな人にいるに決まってますよね
「いないよ。」
私の目を見て言う先生
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