第3章 -完-『口移しのチョコレート』by藤ヶ谷先生、大好きですよ?
「......あんまり人に聞こえるほどの声、
出すんじゃねぇぞ?」
口に加えたチョコを太輔は百合の口の中に
受け渡すようにキスをする。
「っん......」
そしてまた再びチョコは少しずつ溶けながら
お互いの口の中を行き来させる。
「っもっと...もっと、強引にねじ込んでぇ......」
「ったく......人まだ結構いるけど?」
「そんなの...関係ないもn.."クチュ...クチュ..."...ぁ」
太輔は百合の腰に手をかけ、
自分の元に抱き、百合の頭を寄せ
舌を激しく絡め始めた。
「ぁ...っん....ふっ......」
「...っんぁ...百合......。」
チョコはさっきより激しく行き来し、
溶けたチョコは百合の口元から少しずつはみ出てくる。
そんなのはお構いなしに百合は舌を絡め続ける。
クチュ...
クチュ...
「ぁん...太輔....ん、ふぁ......」
「っ百合.....乱れ過ぎ......
口元からはみ出てr."クチュ..".....っん」
「いいのぉ...ふぁ..っふ.....」
「...ん...ふっ.....」
2人は周りを気にせず......
「はぁん...ぁ...んぁ......」
「ん...ふぁ......」
ヤラシイ音を立てる......。
それからしばらくしてチョコは溶けきり、唇を離す。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ......。」
百合は小刻みに息を整える。
「わりぃ百合......大丈夫か?」
「ぅん......凄く、気持ちよかったよ......。
また、やろうね?」
「......いや、人前ではもうやんない。」
太輔は顔を赤くしながらそっぽを向く。
「いまさら何言ってんのよ(笑)」
「......。」