第3章 -完-『口移しのチョコレート』by藤ヶ谷先生、大好きですよ?
陽向&颯太Side
「~~♪」
「なにニヤニヤしてんだ?気持ちわりぃな......。」
「だってあと2日でバレンタインっすよ?
百合からのチョコ、貰えるかなぁ~♪」
「さぁな......。」
「颯太さんは楽しみじゃないんっすか?」
「ふん......バレンタインなんて、鬱陶しいだけだろ?」←
「......(汗)」
裕太&赤沢&山田Side
ソワソワソワ...ソワソワソワ...
「......。」
裕太は楽屋の中をウロウロしていた。
「裕太、そんなにソワソワしてどうしたのですか?
もう少しで撮影は始まりますよ?」
「赤沢さん、もう少しで
バレンタインだからじゃないですか?」
「.....あー、もうそんな時期でしたか。」
「きっと百合ちゃんからのチョコが貰えるかどうか
ハラハラしてるんだと思います(笑)」←
「なるほど、そういう事ですか(苦笑)」
(......百合、今年もチョコくれるかなぁ......。)
ずっとそれを考える裕太なのだった。