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日常から非日常へ 【薄桜鬼】

第5章 迷子


どうも、こんにちわ。
新選組一番組副組長の山中潤です。(キリッ)

「ねぇ、平助。あの子一体誰に向けて自己紹介してるの?」

「いや、オレに言われても…。」



初めての隊務からまた一週間程経った今日。今は、途中で合流した八番組と巡察中。
もちろん、さっきのは良い子の皆さんに…。ん?

「沖田さん、また勝手に人の心読みました?」

「だって読まないでって言われてないし。」

さらっと読心術会得してること披露しないでください。つーか、恥ずかし…!

「へぇ、君に恥じらいなんてあったんだね。」

「失礼なこと言ってる!!やだもう平助助けて。」

「やだなぁ、別に虐めてないじゃない。」

「オレを挟んで言い合いすんなよ…他の隊士がビビってんだろうが。」

ビビるってか呆れてるよね、正直。
ほら見て苦笑してるじゃん。

ぎゃいぎゃい言いながら屯所へと続く道を帰っていく。
これが今の俺の日常になりつつある。
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