第2章 合宿所は!?
白川側
『レイ、強化は終わったよ』
レ「ご苦労さん」
僕はレイの隣に行く
ヨウとイェンも来る
レ「さて、この後はどうしようか?」
『偵察に行きたい所だけど、彼らを置いて行く訳には行かない』
ヨ「1人で偵察は危ないよな」
イ「そうだな」
『では。ヨウ、あれを装備しな』
ヨ「え、もう?」
『自分が此処の一部になりたければいいけど』
ヨ「まあ、してるけど」
僕達が相談していると
彼らの話し合いが終わったらしい
不「ねえ、ちょっといいかな?」
『なんでしょうか?』
不「ヨウ君かな?君、うちの2年の優馬だよね?」
桃「マジッスか!?」
僕達はヨウを見る
仮面を付けているからわからないけど
焦っているようだ
ヨ「そんな訳ないじゃん」
声が震えているぞ
乾「それにレイ。お前は雷地だろ?」
レ「ヤバッ」
僕にしか聞こえないような声で言った
不「僕には聞こえているよ。雷地」
日「イェンさん。炎方先輩ですね」
なんでバレてるんd
話し方か
「「「......」」」
『話し方とかで分かったのですか?』
日「俺は雰囲気とかで」
不「え?なんとなくだよ」
乾「データは嘘をつかない」
「「「『はぁ......』」」」
3人は観念して仮面とフードを取った
桃「お!マジで優馬だ!!」
宍「すげーな日吉。炎方だぜ」
大「本当に雷地だったのか」
3人は負け顔になっている
僕もバレるな
幸「君は取らないのかな?」
『わかっているのではないのですか?』
仁「お前さん、氷月じゃろ?」
柳「ム、そうなのか?」
2人だけか
僕も仮面とフードを取る
切「白川先輩だ!」
丸「マジかよぃ!」
名前変更のお知らせ
レイ→黄牙雷地
ヨウ→上風優馬
イェン→赤間炎方
ビン→白川氷月
『ほら、守る人物の方が厄介じゃないか』
黄「そのようだ」
赤「まあ、騙し通せるとは思ってないし」
上風「俺、手品師とか無理だな」
見事に言い当てられた
もう少し遅いと思っていたのにな
赤「じゃあ、優馬借りるぜ」
上風「え、何処行くの?」
赤「偵察」
炎方は優馬の首根っこを捕まえて出て行った