• テキストサイズ

イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】

第26章 狂った果実~ユーリorゼノ編~


「っ、っ、やっ、

ゼノさまっ、

っ」



ゼノは、

ふっ、と品よく口許を緩めた。




『そんなに気持ちいいなら

もっとしてやろう』




「え?

あっ、んんんっ!」




ゼノは、

指先で両乳首を摘まむと、

くりくりと、優しく洗った。




「ああっ、

だめっゼノ様、だめーーっ……」




(ゼノ様の手、きもちいっ///

もう、声、我慢出来ないっ///)




ゼノの腕の中で、

くねくねといやらしく腰をくねらせるユーリ。




『何が駄目なのだ?

洗ってやっているだけだが』




「んっ…ゼノ様、そんなっ」




(ゼノ様、わざと……? /// )




戸惑いの眼差しで見上げると




『冗談だ。

虐めすぎたな。

おまえが可愛いので、つい、な。

悪かった。

気持ちよくなっていい。』




いつの間にかゼノは

その端整な口許を、妖しく緩め

熱を帯びた眼差しでユーリを見詰めていた。




“そういうつもりなのだ”と察したユーリは

ゼノのあまりの美しさに、

ぞくり、とする。




許しを得た身体は、もう止まらない。




「んああっ、あはん、ああっ」




快楽を欲しいだけ貪り、

ユーリのあられもない声が

広い浴室に木霊する。




ゼノは、

痛々しい程に勃起した胸の突起を

石鹸の泡の付いたぬるぬるの手で

なんども、なんども

執拗に摘んだ。




/ 674ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp