第25章 狂った果実～ユーリorゼノorアルバート編～

アルバートは容赦なく

ユーリの身体をもてあそび始めた。




ゼノの……

崇拝する王の前で痴態を曝され

ユーリはとうとう涙を零した。




「アル…お願い、

やめて…

ゼノ様の前で、こんな…俺…

ゼノ様、ごめんなさい。

んっく…ひっく

もう……ゼノ様を怒らせるようなこと、

しませんから…

お願い、やめて……」




願いも虚しく

アルバートの手技は加速していく。




「っ……」




（ああ、なんという快感！

俺の手で、こいつのソレから

先走る蜜がとめどなく零れている！）




それでもユーリは

声が出そうになるのを

まだ必死で耐えていた。




（そんなに嫌か。

ゼノ様の前で声を出すのは。

面白すぎる。

なんとしても…）




どんどん嗜虐心を煽られるアルバートは

部屋の奥から

なにやら色々持ってきた。