イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】
第25章 狂った果実~ユーリorゼノorアルバート編~
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アルバートは無言のまま
ユーリの絹の様な肌を撫でまわす。
ユーリは、身体を強張らせ
きゅっ…と愛らしく目を閉じていた。
(耐えられると思っているのか?
俺が知らないわけないだろう。
嫌と言うほど、貴様を見て来たのだからな)
こんな風にユーリに触れるのは初めてだが
アルバートは知っていた。
ユーリがどれほど感じやすく、
淫乱な身体なのかという事を。
(そろそろ仕掛けるか。
まずは、
ココからだ)
アルバートは顔色一つ変えず、
ユーリの乳首を摘んだ。
びくぅぅっ。
ユーリの身体が震える。
後ろから抱きしめるような格好で
両乳首を、きゅっ、きゅっと摘む。
「気持ちいいのか。
震えているが」
冷静な声に
ユーリが肩越しに、アルバートを睨みつける。
「……アルの手なんかで感じるわけないでしょ?
この下手くそ」
「反抗的な目だな。
言っていろ。
すぐに、そんな余裕はなくなる」
「………どうだか…」
ユーリは、小馬鹿にするように
視線を逸らした。