イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】
第22章 ウィスタリア王宮★秘密の忘年会
ユーリ「ん…はあ…」
ユーリが切なげに眉を寄せる。
ちゅぷ…ぴちゃ…
水音を立てて
深められていくキス。
アランに見せびらかすように
ジルの首に腕を回すユーリ。
ジルも答えるように
ユーリの髪を搔き混ぜながら
きつく抱き締め返した。
アラン(こいつら絶対わざとだ!
見たくねえ!
のに、目、逸らせねえっ)
ルイ「9、10、11、12、…」
冷静に時間を計るルイ。
堪らなくなってきたのか
ユーリは、はしたない声が零れまくって…
ユーリ「ん…はっ……んんっ…」
アラン(っ、やめてくれユーリ…。
でも………こいつら、
エロいな……どきどきどき……
あっ、また勃ちそう///)
ルイ「29、30。はい、終わり」
ユーリ「んっつ……んはっ、
ジル様……んん、
離し……んっ///」
離れないジル。
シド「あーあー(笑)
興奮しちまってるなこれは。
このままほっとくか(にやにや)」
アラン「ほっとくわけあるか!
離れろジルっ」
無理矢理引き剥がし、
ユーリの顔を覗き込む。
アラン「ユーリ、大丈夫か?」
ユーリ「アラン様…」
瞳を潤ませて、濡れた唇がぷるんと…
蕩け切った様子のユーリ。
アラン(うっ、なんちゅうエロい顔っ///)
ジル「ご馳走様ですユーリ💛
さあ、次行きましょう」