イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】
第22章 ウィスタリア王宮★秘密の忘年会
全員1本ずつ筆を引く。
ユーリ「あ、俺、王様です。
(しばらくアランを睨みつけてから)
王様に30秒間
ディープキスして」
アラン「っ///ユーリ!
(俺への当てつけか!)」
ユーリ「アラン様なんて知りませんっ(ぷいっ)」
アラン(うっ、完全に怒ってる。
俺を嫉妬させる気だな、くそっ///
でも、
だからって、
だれかれ構わずキスさせるってのか!?
そんなに悪い子だったのかユーリ!!)
レオ「何番?」
ユーリ「うーん…2番」
「2番だーれだ?」
どきどきどきどき……。
ジル「ああ、私ですね」
アラン(げっ!よりによってジル!!
俺の可愛いユーリが
こんな変態にキスされるトコなんて
見たくねえ!!)
ユーリ「ジル様…」
ユーリはわざとらしいほど色っぽい声で
ジルの名を呼んだ。
アラン「っ、待てっ!」
もちろんジルは
アランの「待て」を聞くはずもなく。
ユーリの髪に指を差し入れると
引き寄せて
口付けを落とした。
アラン(がーーーーーん!)