第12章 狂った果実～ユーリorレオ編②～

『ユーリ、

ホント可愛い！！

俺も、もう、

我慢出来ない！！』




レオは

昇り詰める為のラストスパートをかけた。




ぱんぱんぱんぱんぱんぱん！！




「ぁぁんっ、だめっ、

そんなしたら……

死んじゃうぅ！

ああっ、レオ様っ、レオ様ぁ！！」




ユーリはレオの膝の上で

卑猥に腰をくねらせて

髪を振り乱し

発狂に近い喘ぎ声を上げる。




（乱れすぎ！！）




『ぁぁっ、

ユーリ、可愛い！！』




「も…わかんない…

何もわかんないよぉ…ぁぁっ」




『分からなくて…いいよ…っ

俺に体重預けて、はぁはぁ…

………そう、良い子だね』




レオがぎゅっとユーリを抱きしめる。




ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱん！！




「ぁん…死んじゃう…

死んじゃうぅ…」




『んっ、イクよ？いい？

イッても』




「ん…分からな…っ」




『ぁっ、ユーリっ、イク、イクぅ…

ああっ…』




「レオ様、ああっぁぁぁっぁぁ」




びくん！




びくん！




レオの身体が大きく震えて




ユーリの中に白濁を注ぎ込んだ瞬間。




ユーリの身体も震えて、




天を仰いだ。









はぁはぁ…






荒い息の響く部屋。







「ドライ…




俺、




完全に覚えちゃったじゃないですか…」






ぽそりと零したあと…




ユーリはふっと意識を手放した。