イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】
第12章 狂った果実~ユーリorレオ編②~
『目的は何?』
「言えませんっ」
『答えないってことは……
そんなに、こうされるのが好きってこと?
夕方、抱いた時
「俺インランなんです」
って言ってたもんね。
ホントだったんだ、あれ』
チリン……チリン……
「違っぁぁっ…っ……っ…」
レオの指が
クリップを弾くたび
ベルが鳴り
ユーリの身体が
艶めかしく捩れた。
『ねえ、
「後悔しますよ」って言ってたけど
あれ、どういう意味だったの?
てっきり拷問慣れしてて
感じなくて
手古摺らされるって意味かと思ったけど。
全然だよね。
めちゃくちゃ敏感で
エロエロじゃん』
「……感じてなんか…いません。
っ…だから、
俺は何もしゃべりません。
レオ様を…手古摺らせてやります」
琥珀の大きな瞳が
反抗的にレオを睨み付けた