第11章 狂った果実～ユーリorレオ編～

「っ…///」




ユーリの肩がふるりと震える。




（あ。

もしかして、

これだけで感じちゃったのかな？）




「…レオ様。

ありがとうございます。

まだ城に来たばかりの

よく知らない俺に

優しくしてくれて。

俺、嬉しいです」




ユーリは

全裸、

半勃ちという

エロッちい格好のまま

涙を溜めて

レオに微笑みかけた。




（うわっ///

何だろう、このエロ可愛い生き物は！

こりゃジルやられるわ……）




「“借り”ちゃんとお返しします。

レオ様に

言われた通り、

俺……

服、脱ぎました。



言って下さい。

次は………

どうすればいいですか？」




ユーリの大きな瞳が熱っぽく揺れ

甘く誘うように

レオを見つめた。




（うわ～///

えっろ///

なんて誘惑の仕方だよ///

無自覚？

無理でしょ………これ）