イケメン王宮◆BL・悪魔のお仕置きと狂った果実【R18】
第10章 狂った果実~アランorレオ編②~
『俺、
おまえのこと、
全部分かっちゃったから。
次はもっとスゴイことしてあげる…
楽しみにしてて』
「な…な…な…」
『じゃあまたね。ア・ラ・ン…ふう……』
レオはアランの耳に
息を吹きかけた。
「ぁっ…」
(っ…………///
これくらいで感じてんなよ俺!)
レオはアランからすっと離れて
歩いていき、
ふと足を止める。
『あ、そうそう。
今度はもっとちゃんと
焦らしてあげる…
おまえが泣いちゃうくらいに…ね…』
「………………」
(そういえば、あの夜......)
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「激しく…突いて…」
『っ……ごめんっ、
気付かなくて///
アランのこと、大事にしたいと思ったから…
恥ずかしいコト言わせてごめんね』
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(やっぱりわざと焦らしやがったのか、こいつ!)
「お~ま~え~
騙しやがったな!」
アランの怒りまくる声に
レオは手をひらひら振って答えた。
「許さねえからな!!」
アランはレオの後ろ姿に向けて叫んだ。
(レオとえっちなんて二度とするか!!
ってか、
レオのえっち、
想像より淡白だなって
なんとなく思ってたんだ!
やっぱり騙してやがったのかちくしょう!
絶対二度としねえからな!
レオとえっちなんて…
レオとえっち…
たしかに…淡白だったけど、
でも、良かったな…
あいつ、やっぱ上手いし…
気持ち…良かった…
だあああああああああっ!!!
だからしっかりしろって俺!!
でも…『もっとスゴイこと』って
なんだろう…
レオの…『スゴイこと』…)
もんもんもんもん…♡
絶対しないと言ったそばから
えっちな妄想が膨らんでしまう
若き騎士団長
アラン=クロフォード君であった。
第10章
狂った果実~アランorレオ編②~
-End-