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短編夢
第6章 【 頭文字D】 高橋涼介
注文を頼み、待ち時間に携帯を取り出し、ある人にメールを送ることにする。
『今日、これから秋名湖行くの。
イルミネーション見にね。
拓海君は、今年は見に行ったのかな?』
そう、藤原拓海君。
私の少ない友人の内の一人だ。
秋名と言えば彼だなと思い、なんとなく、文面を打ち、あまり、深く考えずに送信した。
送信中の文字が消える頃、ちょうどタイミング良く、料理が運ばれてきたので頂く。
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