第11章 特別編 2
4月10日、始業式。
「私は……あ、あった、6組」
英二「おーい、優奈ー!!」
「あ、英二くん!!」
英二「優奈、俺ら、同じクラスだよん!!」
「え、うそ!」
英二「6組7番、菊丸英二だにゃ!」
「やった! 英二くんと同じクラス!」
不二「クス、優奈ちゃん、嬉しそうだね。」
「あ、不二くん!」
英二「不二も同じクラスだよん!」
不二「またよろしくね」
「うん、よろしくね!」
英二「えー、不二とは別によろしくしなくていいんだぞー! 不二、優奈は俺の彼女だかんな!」
不二「はいはい、分かったよ。そんなことより、優奈ちゃん、4月2日、お誕生日おめでとう。」
「不二くん……ありがとう!」
英二「だぁー、もう! 不二はもういいのー! 優奈といい雰囲気になるなぁ!!」
3年6組、西嶋優奈……神様、ありがとうございます! きっとこの1年は、一番素敵な1年になる予感がします!
りおんさん、お誕生日おめでとうございます!
今年こそは当日に、と思って書いたんですが……私が書く英二くんは、やっぱりなんだかちょっと違う気がしてしまい……
英二くんらしさが乏しかったらごめんなさい(・・;)