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【合同企画】洛山高校バスケ部の修学旅行【紅葉狩り】

第4章 星のや


「……!」

悠々と歩いてゆく赤司。身動きの取れない俺たち。

いや、旅館に着いたんだけどさ。「星のや」。

高校生が泊まる所じゃないだろ……。

赤司って、頭はいいんだけどなんかずれてるんだよな。

価値観が違うっつーか……。

「何をしてるんだい?早くチェックインを済ませなくては」

「慣れてるわね……」

実渕の呟きは、赤司には聞こえていないようだった。
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