• テキストサイズ

[ハイキュー!!]兄溺愛の妹物語

第12章 譲らない!


(可愛い……)
「もう少し近かったらキスしてたかもしれないね?」
国見は少し意地悪く笑う。



「えっ!?……国見くん、変な想像しないでよ。きっ……キスだなんて。」



「澤村さんはキスしたこと無いの?」



「……無い……あるわけないでしょ。」



(…及川さんともしてなかったんだ。)
「良かった……まぁ俺もキスしたこと無いんだけどね。はいっ、髪の毛少しは乾いたよ。帰ろっか。」



(良かった?……私がキスしてなくて良かったって事?)
葵は国見が言った事に疑問に思い暫く無言になっていた。


国見は反応の無い葵を心配し
「どうしたの?まだ帰らないの?」
顔を覗き込んだ。



「ご、ごめん。帰るよ!乾かしてくれてありがとう。」
葵はそう言って立ち上がった。



/ 186ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp