• テキストサイズ

[ハイキュー!!]兄溺愛の妹物語

第12章 譲らない!


「国見ちゃん?今俺が葵ちゃんと喋ってたんだけど。なかなかいい度胸してるねぇ?」
及川は明らかに邪魔をしてきた国見に苛立っていた。


「……別に、澤村さんの髪が濡れてたから乾かしてあげようと思っただけですよ?」
平然と国見は及川に話した。


そんな二人の間に挟まれてしまった葵は何事だ!?とキョロキョロするばかりだった。

近くで見ていた他のメンバーにとっては修羅場を見ている様だった。


「……国見ちゃんがそんな事しなくても、俺が乾かしてあげるし。タオル貸して?」
及川は国見に苛立ちながらもひきつった笑顔で話す。



「はい、そうですか!って俺が言うとでも思いましたか?」


(………こんな所にライバルが居たとはな。)
「国見ちゃんさ~。俺に勝てると思ってるの?早く諦めたほうがいいと思うよ。」
及川は国見を睨み
「……今日はいいや。葵ちゃんまたね~。」
葵には笑顔で手を降って帰って行った。
/ 186ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp