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[ハイキュー!!]兄溺愛の妹物語

第11章 練習試合


烏野メンバーはバスで帰る。

少し遅れて来た大地は菅原の隣に座った。


「大地遅かったじゃん。今まで何してたのさ?」


「悪い。青城の奴と話してた。」


「青城に仲良かった奴いたっけ?」


「まぁ、ちょっとな。」


「つか、さっき大地の妹さん、向こうの主将と仲良さげだったよ」


「!!それ本当か!?」
大地は驚き、大声になっていた。

大地の声にみんなビックリし
「大地さん、どうしたんすか?」
前に座っていた田中が大地に聞いた。

大地は焦りながら
「すっ、すまない。何でも無いから気にしないでくれ。」
謝った。



「なぁ、大地は妹さんに好きな人出来て欲しくなかったの?」
菅原は大地にだけ聞こえるよう小さい声で話す。


「……正直な話、及川とは付き合って欲しくない。」


「あれれ?お兄様は及川を見て独断と偏見で言ってるんデスカ?」


「なんだよ、その喋り方。………独断と偏見で悪いかよ。……でも妹が及川の事好きになったんなら止めないけどな。」


「ん?……俺よく意味がわからないんだけど。付き合って欲しくないのに好きになったんなら止めないって。」


「……そうだな…例えば及川が妹に告白したとして、妹は別に及川の事何とも思っていないのにウマイこと言われて付き合い出しました。……こういう付き合い方をして欲しくないんだよね。」


「じゃあ、妹ちゃんがこの人好きっていう相手だったら良いって事?」


「まぁ、そうなるな。でも、アイツ押しに弱いからな……」
大地はそう言って頭を抱えた。







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