第10章 遊びに行こう!
暫くして及川が大きい袋を持って二人の所に戻ってきた。
「おっまたせ~。はいっ、これ葵ちゃんにプレゼント!」
そう言って及川は大きい袋を葵に手渡した。
渡された葵は
「これなんですか?」
言い、袋の中を覗いた。
「わ~!沢山入ってる!」
中にはお菓子が沢山入っていた。
「さっき景品で取ってきたんだ!残らない物がいいかなぁって思ってお菓子にしたんだけど」
「お菓子嬉しいです!及川さんありがとうございます。」
葵はニッコリ笑った。
「ところで葵ちゃん、クッション持ってるけど自分で取ったの?」
及川は葵が大きいクッションを持っていたので聞いてみた。
「岩泉さんに取って貰いました!」
「え~。岩ちゃんダメだよ!俺が取ってあげたかったのに」
及川はムッとした。
「お前が居ないのが悪い!つか
葵はお菓子で喜んでたじゃねぇか。」
「はい。お菓子嬉しいですよ!」
葵は及川に向けて笑ってみせた。
「笑ってくれたからいいや!じゃあ遅くなる前に帰ろう♪」
及川はそう言い、三人はゲーセンを後にした。