第28章 大好きを伝えたい
国見が葵の唇を離すと
葵は恥ずかしくなり国見の胸に
顔を埋め
「キャラメルの味がした……」
葵はポツリと呟いた。
「さっき俺が食べてたからね。葵、顔隠しちゃって恥ずかしいの?」
国見は葵の頭を撫でながら話す。
「……やっぱり恥ずかしいよ……でも国見くんとキスできて嬉しかった……」
「葵?さっき俺の事名前で呼んでたじゃん。もう国見くんに戻ったの?」
「あっ……英くん…」
「フフッ、良くできました。葵、いい加減顔上げてくれない?またキスしたいんだけど。」
「う、うん。ごめんね!」
葵は照れながらも顔を上げた。
「葵ずっと一緒に居ようね……」
国見は葵に囁き
葵の唇にキスをした。
葵は国見にキスされながら
いつの間にか国見の首筋に手を回しており
国見はその行為が嬉しくて何度も唇を重ねていた。
国見が唇を離すと葵は
「もう……私…英くんとしかキス出来ないよ……私を好きになってくれてありがとう」
国見の頬にキスをした。
「俺も……葵としかキス出来ないよ……葵愛してる…」
国見も葵の頬にキスをした。
二人は甘いひとときを過ごしていた。