• テキストサイズ

[ハイキュー!!]兄溺愛の妹物語

第19章 消えない跡


「…………嫌われる覚悟であんな事を……
……及川さんに好かれていたなんて………
…知らずに……私……及川さんの事……
傷つけていたんだ……」
葵は岩泉の話を聞き、無意識に涙を流していた。



「葵が気にする事じゃないよ。
葵はさ、国見の事が好きになったんでしょ。」


「……うん。」



「だったら国見の事だけ考えてな。
及川も昨日で葵の事吹っ切れたんだと思う。
だから、及川に余計な事はしないほうがいい……わかった?」



「……はい。わかりました。」
葵は涙を拭き答えた。



「じゃあ、もういつも通り仕事出来るか?」




「はい。もう大丈夫です。」




「俺も手伝うから早くドリンク作るぞ!」



「あっ、はい!」




葵と岩泉はドリンクを作り終わり
体育館へ向かう。


「……葵、もう普通に出来るよな。泣くんじゃねぇぞ。」



「はい!岩泉さんが励ましてくれたので大丈夫です!」
葵はニッコリ笑った。



/ 186ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp