第4章 Anytime.[☆]
『蛍ッ………………もぅ、や…………っっ』
「……もっとしてほしいの?」
くす、と笑うと、彼女は顔を真っ赤に染めた。違う違うと首を横に振るけど、もうそんなの頭に入っては来ない。
……この人が、可愛すぎるのが悪い。
僕はすっと彼女の下着の中へと手を伸ばす。
『やっ!蛍……そこまでするのっ!?』
「……最後までするけど?」
顔を真っ赤にしながらおどおどする彼女に、僕はしれっとそう答えた。
色々と我慢の限界を超えているのだが、これでも抑えているつもりではいる。
恋人をおもちゃのように扱うことだけは、絶対にしたくない。
……大事な人だから。
だけど、可愛すぎる彼女を見ていると、ついやりすぎてしまうのだ。