• テキストサイズ

月島蛍くんの思うところ。

第3章 火照るりんごの見る夢は。







――最初は見ているだけだった。

入学式で私の目に飛び込んできたその男の子は、がっつり私の好きな異性のタイプにドンピシャだったのである。


彼のクラスを調べ、何度か覗きにいったりもしたけれど、教室で話しているところなんてそうそう見れない。


名前は、「月島蛍」。

蛍って漢字で「けい」って読むのが、なんかとっても綺麗ですぐに覚えた。





/ 105ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp