第2章 僕だけのもの。[☆]
『もう……ダメっ…………』
まだ肩で息をしている彼女は、ふるふると首を横に振っている。
だけど、僕のが欲しいって言ったのは彼女自身だし。
「僕の、欲しくないの?自分だけイってそれでおしまいはダメだよ。上の口でも沢山味わって」
そう言うと、彼女を起こしてベッドと床に向かい合うように座る。そして、彼女の頭を僕の股の間にうずめさせた。
彼女は少々躊躇いつつも、僕のを口に含む。
じゅるじゅると音を立てて舐められると、彼女のナカで味わった時とはまた少し違う快感が身体にはしった。
……ほんとに、いやらしい。
『ふぁ……ん、ん……んん。……んぁ』
声を漏らしながら僕の方を見てくる彼女を、優しく撫でる。すると、本当に嬉しそうな顔をして笑ってくれる。
その表情がたまらない。
だんだんと僕自身が内側から熱くなっているような感覚に苛まれる。
「……っ……出すよっ……いい?」
『……ぅ、ん…………』