第32章 二学期の時間(最終章)
そう、HRが始まる前…
ケイト「きゃっほぉ~!!」
どっずぅ~んっ!!!
その言葉と共に
机ごと寺坂へ飛び付くケイト
ケイト「勝ったぁ~!^^
竜馬の負けぇ~!^^(きゃたきゃた」
寺坂「何やってんだゴラァ!!!
小せぇ時と同じことやりやがって!!・・;(汗&怒り」
飛び付いたケイトに対し、すぐに起き上がり
拳を握り、追いかける竜馬と
それから笑顔で逃げ回るケイト。
ケイト「あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!!^^
竜馬の負けぇ~!!負け竜馬~っ!!」
寺坂「んだとこのヤロウ!!」
ケイト「キャー!!^^」
行ったり来たりと、激しく追いかけ合う二人…
それに対し…
片岡「…何かあったの?;(汗」
普段なら、絶対にやらないはずのことを
考えることで、行動を押さえるはずのことを
やらずに、自然体でぶつかるケイトを見て…
思わず、呟いた…
茅野「えっと…色々とね^^;」
渚「…きっと、取り戻したんだよ…
小さい時、押さえ込んでいた自分っていうのを…」
カルマ「まあ…
小さい頃の自分も、今の自分も
全部ひっくるめてこその自分だって事だろうねぇ(微笑)
なんにせよ…
幸せそうで何よりだよ」
そう微笑みながらケイトを見るカルマに対し
思わず笑いながら、頷く皆…
変わらぬ笑顔、変わらぬ態度…
あの日のままに…
遠い昔に、笑い合いながら追いかけ合う
昔と同じように
笑顔を見せながら…
心から、満面の笑みを浮かべていた…
それを受け入れてくれる、皆と共に…
(これにて…
非日常パラダイス、「第一部」を完とします。
「第二部」は
暗殺教室のアニメ、二期が始まった時に
書こうかと思っています。
今まで読んで下さり、
誠にありがとうございました(お辞儀))