第12章 もう一人の転校生
お昼休み
殺せんせーとイトナが食べだした頃…
前原「凄い勢いで甘いもん食ってるな」
前原君がイトナを見てそう言う
「甘党なのは殺せんせーと同じだ」
「表情が読みづらいところとかな」
次々と発覚する殺せんせーと似ている所に殺せんせーは?
殺せんせー(兄弟疑惑で
やたら私と彼を比較してます;
…むずむずしますねぇ。
気分なおしに
今日買ったグラビアでも読みますか//)
グラビア雑誌を取り出す
殺せんせー(これぞ、大人のたしなみ!)
その瞬間、イトナまで同じことをしているのに気づく
岡島「巨乳好きまでおんなじだ!
がぜん、信ぴょう性が増してきたぞ!」
渚「そ、そうかな?岡島くん」
苦笑いしながら渚が言うと、岡島は反論する
岡島「そうさ!巨乳好きはみんな兄弟だ!」
渚「3人兄弟!?;(汗」
茅野「もし本当に兄弟だとして…
でも何で殺せんせー、分かってないの?」
茅野さんがそういう
不破「うーん、きっとこうよ!」
不破さんによる、妄想劇のはじまりはじまり。
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「陛下、敵軍がすぐそばまで迫っております」
部下が王様にそう言う。
「うーん、やむおえん。
息子たちよ、お前達だけでも生き延びよ!」
殺せんせー「先に行け!弟よ。
この橋を渡れば、逃げ切れる!」
弟を庇い、背中に矢を受けてしまった兄は川へ落ちてしまった
イトナ「兄さん!にいーさん!!」
殺せんせー「行け!弟よ!
生きよ!」
川の中で叫ぶのだった。
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不破「で、成長した二人は兄弟と気づかず、
宿命の戦いを始めるのよ!」
茅野「うん。
で、どうして弟だけ人間なの?」
茅野さんの的確な疑問に不破さんは言葉を詰まらせる
不破「それはまぁ…突然変異?」
茅野「肝心なとこが説明できてなーい!」
原「キャラ設定の掘り下げが甘いよ、不破さん。
もっとプロットをよく練って…」
そんな不破さんに
思わずダメ出しを出す原だった^^;