第2章 運命の歯車なんて言葉を僕は信じたくなかったよ・・・
「きゃーーー♡♡♡♡♡」
「「!!!!!」」
ジャンボうちはをブンブン振り回しながら
突然あがった奇声に、私たちは目が点・・・
葵「な、なに?」
「あー…、たぶん興奮が抑えられないんだろうね。アドレナリン大爆発(笑)」
葵「いやいやいや、そんな呑気なこと言ってないで止めた方がええんちゃう?」
「仕方ないな、もう。はいはいはい、振り回す子のうちはは没収しまーす」
い「いーやーやー!!!」
「ほな、振り回さんと大事に持ってて。危ないからマヂで」
い「はーい♪」
るんるんのいちご姫ちゃまは担当錦戸様のうちはを持ってアドレナリン大爆発しちゃったらしいです。
「ライブ終わったら疲れはてて寝てる予定やってんけどなぁ~。なんか元気やな…」
葵「まぁ、興奮しすぎると眠気も吹っ飛ぶしね。仕方ないよ、亮ちゃんあんなに近くまで来てんもん」
「確かに、錦戸さん近かった。いーを抱っこしててあんまり見えへんかったけど」
葵「うちはバッチリみた(笑)」
「ずるっ(笑)」
葵「寒いし、とりあえず早くホテルに戻ろう。いーちゃん元気やけど、風邪気味やろ?」
「そうやねん、病み上がりであの元気(笑)」
葵「小児ってそんなもんや(笑)」
葵は看護師さんなんです。それも小児科の。
葵と出会ったのは今から4年くらい前の話
私が、いちごを妊娠してすぐぐらいに一度倒れたことがあって
その時に運ばれた病院の看護師さんだった。
同い年で、新米看護師で奮闘中の葵と妊婦で色々とあって精神が不安定だった私が出会って友達になるにはそれほど時間はかからなかった。
しばらく私は入院していたので、新米で夜勤ばかりの葵に話し相手になってもらっていたからだ。
その時の私には、話し相手が必要だった。心がずたぼろだったから・・・
だけど、何故こんな状態になっているのかわからなかった・・・・
∞