第4章 夕ご飯は何がいい?
『うわーもんこんな時間デスねーそろそろご飯作ります!』
時計を見れば5時を回っていた。窓から見える空もオレンジがかっていた。
「料理手伝うか?」
『大丈夫です!そこで座っててください!……あとリクエストしてください!なんでも作りますよ!!』
ふふ料理が得意な私には魔法の神器(レシピ本)がある!
「えっと、肉じゃが」
『ごめんなさいジャガイモがありません!』
「じゃあ生姜焼き!」
『ごめんなさい、肉と生姜ありません!』
「………」
『……も…もやしがあるからもやし炒めにしますね……』
そういえばお肉とお魚ともやし以外のお野菜切れてたっけ…………