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ワタシは、アナタは。▶︎ HQ×Ω

第8章 イケナイコト @ 黒尾鉄朗×α




「遙ー大丈夫か…って…やっべ…」


授業中に遙が倒れたという話を聞いて、部活前に保健室に寄る。


恋人兼番であった黒尾は、遙の濃いフェロモンを感じ取って、身体に少しずつ熱を帯びていた。



「遙、大丈夫か?」


『んー…なんかポカポカする…』


「抑制剤飲んだ?」


『ご飯食べたあとに飲んだんだけど…なんか気持ち悪くなっちゃって…』


「そっか。」



黒尾は自身の欲情を精一杯抑えながら、遙の頭を撫でた。


寝ぼけているのか熱のせいなのか、まるで猫のように喉を鳴らす。


そんな遙に、黒尾の理性が切れ掛ける。


ベッドに遙を押し倒し、激しいキスをする。


『んっ…くろ…あっ…』


「…ヤろうぜ。」


『ここ学校だよ…だめ…』


「お前が欲情させたのが悪い。」



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