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ワタシは、アナタは。▶︎ HQ×Ω

第4章 背中をさする @ 赤葦京治×β





二人でベッドの中にいる時、赤葦は腕に遙を抱き締めながら遙の頭に顔を埋めた。




『…京治?』



「…ごめんね。俺、背中さするのとセックスしかできてない気がする…。彼氏らしいこと、ちゃんとできてない気がする…。」



いつもはっきりと物事を言う赤葦が弱くなっている。



遙は京治の頭を撫でながら、ゆっくり口を開いた。




『…京治が、喘息持ちでΩっていう、めんどくさいわたしを好きになってくれた。それで十分だよ。』


「…明日、発情期ひどくなかったら、デートしよ。」


『ふふっ。久しぶりのデートだね。』


「んー。行きたいところ考えといて。」



赤葦はホッとした表情で、強く遙を抱き締めた。



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