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ワタシは、アナタは。▶︎ HQ×Ω

第3章 身代わり @ 岩泉一×β





結局、岩泉は3回中に出したし、遙は何度絶頂を迎えたかわからないくらいだった。



後処理をしていると、岩泉が口を開いた。



「今は番いないのか。」


『うん、だから1人でするしかないかなぁ。ごめんね、ほんとにごめん。』



遙は申し訳ない気持ちでいっぱいだった。



俯いて泣きそうになる遙を、岩泉はそっと抱き締めた。



「俺はβだから、お前がいつ発情期だとか全然わかんねーけど、辛くなったらいつでも来い。何とかしてやる。」



『…悪いよ、迷惑かけちゃう。』



「乗り掛かった船だ。それに、辛そうな篠田はなんか好きじゃない。」



『何それ。』



そう言いながら、岩泉は遙の手を握った。



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