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ワタシは、アナタは。▶︎ HQ×Ω

第2章 守らせてよ @ 及川徹×α




状況が理解できない。


『離してください…やめてください…』


「…番になりたいって、そんなの、好きだからに決まってるじゃん…」



意味がわからない。


なんでこんなこと軽々しく言えるんだろう。


「俺が、遙ちゃんのことずっと見てたの、知ってる?」


及川はポツポツと話し出す。


バレーをしているところも、人混みを避けて離れた所で座っているところも、いちごミルクが好きでよく雅と一緒に中庭で飲んでいるところも。


全部気づいたら目で追ってた。


そう話し出す及川に、遙は驚いていた。



『…わたし、及川さんのこと嫌いでした。』

「えっ!?」

『でも…今はそこまで、嫌い、じゃない…です…』


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