第1章 一時間目 〜はらはらの授業〜
「あ、髪結び終わった?うん、そっちの方が可愛い!」
「え…?ん…そーかな?」
「隼人くんがさらに惚れちゃうね」
コソッと言うメイ子
「そ、それは関係ないって!!!」
「へぇ〜?だけどと隼人くんお似合いよ?もう、隼人くんだっての事、好きって認めてるんだし……逆にから告白して付き合ってみれば?」
は、はい!?
「れ、恋愛とか全く興味ないから私!」
嘘です。翔くんにだけ興味があります
「へぇ〜?」
にやにやと笑うメイ子
「わ、笑わないでよ!」
隼人くん。小林隼人
私と同じクラスでバスケ部に所属している
期待のエースらしい
「あ、、おいでになりましたよ。は・や・と君」
そう言うと扉の方に指をさした
そこには……
「は、隼人くん。…お、おはよ」
「は、はよ。あ、髪…」
「アハハ。ちょ、ちょっとね」
き、気まずい
「隼人くん顔はかっこいいでしょ?性格も良いし……そろそろ真剣に考えてみたら?」
し、真剣に考えるって…
私にはもういるし……
何をどーしろってゆーのよ……。