第39章 指名の時間
烏間「それ以上...生徒達に手荒くするな。暴れたいなら
俺が相手を務めてやる。」
光「か、烏間...先生ッ!!」
烏間先生が間に入ってきたことによって、俺は冷静になれた。
よく見ると冷や汗で身体中がビショビショだった。
俺、少しも成長できてないじゃんか...
増してや陽菜乃の事も守れなかったのに。
ぐるぐると考えながら立ち尽くしていると、話が進んでいて
どうやら烏間先生が俺達の中で1人選んで、鷹岡との対戦に勝つことが
出来たら、烏間先生に訓練を全部任せてくれるとの事だ。
イチオシ...?
光「それは迷わず俺だろ!」
杉野「こんな状況でも自信満々だな!!?」
だってカルマが今日はいないからそりゃあ俺が1番だろ!!
と、言いたい所だが...正直鷹岡相手に勝てる気がしない。
大口を叩いて平常通りを装ったけれど、内心はもう、自信なんてない。
頼む、俺は選ばれないでくれ。