第36章 アートの時間
そして電車に乗り込み、席を確保すると
前原「…あ、」
おお…前原。
本当に今日はE組に出会うな!
光「偶然だなー!前原もこの時間の電車にしたんだなー」
そう言うと前原は少しギクッとして
前原「ま、まあな!流石に前の時間帯だとやばいって事に気がついてよ!」
と言ってなんだか焦っているようだった。
前原(高瀬と一緒の時間で登校したかった…なんて言えねぇ!!)
まあ、いいか。
こうして俺達は集団で登校していた。
なんか…小学生の集団登校みたいだよな。
そして学校につくと みんな夏服で、なんか白いシャツに目がチカチカした。
本当に夏が来たんだな…
時が過ぎるのは早いなーって、こんな事思うのは年取ってる証拠だって
誰かが言ってたような…。うん、考えるのはやめよう。
そう思うと 教室のドアがまた、ガラッと開いた。
そこに入ってきたのは…
菅谷「…ああ…今日から半袖なのは計算外だった。」
そう、腕に刺青を入れていた菅谷だった。
えええええ、すっ、菅谷が…刺青だと!?!?
菅谷「さらしたくなかったぜ、神々に封印された この左腕はよ…」